リバプールとの合意を完全否定のアモリム監督、ウェストハムが狙うも進展なしか

引く手数多のアモリム監督[写真:Getty Images]

ウェストハムがスポルティングCPのルベン・アモリム監督(39)を狙っているという。『The Athletic』が伝えた。

スポルティングを指揮するアモリム監督。チームは今シーズンのプリメイラ・リーガで首位を走っており、2020-21シーズン以来20度目の優勝に近づいている。

日本代表MF守田英正も主力として活躍していることで知られているが、アモリム監督の手腕は高く評価。これまで、今シーズン限りで退任するユルゲン・クロップ監督の後任としてリバプールの新監督候補とされてきた。

一部では合意報道もなされた中、アモリム監督は否定。合意どころか交渉の場にも立っていないと完全に否定していた。

そんな中、そのアモリム監督の招へいに動こうとしているのがウェストハムだという。

デイビッド・モイーズ監督の去就が不透明な状況。チームをヨーロッパに導いている一方で、ファン・サポーターは満足しておらず、退任を求める声が大きい。退屈なサッカーが原因とも言われている。

シーズン終了まで去就が不透明な状況だが、新監督を探すウェストハムはアモリム監督を候補に入れているとのこと。もう1人の候補はフレン・ロペテギ氏とのことだが、優先したいのはアモリム監督だという。

ただ、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、ウェストハムはアプローチを行ったものの、何もなく、合意にも至っていないとしている。

いずれにしてもシーズンが終わるまでは何も動く気がないアモリム監督。見事にスポルティングを優勝させた後には、何か動きがあるかもしれない。

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