オリオールズ・ウエストバーグとフィリーズ・ターナーが週間MVP

日本時間4月23日、2024年シーズン4週目の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはジョーダン・ウエストバーグ(オリオールズ)、ナショナル・リーグはトレイ・ターナー(フィリーズ)が選出された。ウエストバーグは初受賞で、オリオールズからは前週のコルトン・カウザーに続いて2週連続の受賞に。一方、ターナーはキャリア3度目の受賞で、フィリーズからの選出は昨年9月にターナーが受賞したとき以来。ターナーはドジャース時代の2021年10月にも週間MVPを受賞している。

現在25歳のウエストバーグは昨年6月にメジャーデビューし、今季がメジャー2年目のシーズン。今季は打率が1割台まで低下するなど、低調なスタートとなったものの、日本時間4月16日からの1週間では6試合に出場して打率.478(23打数11安打)、2本塁打、8打点、OPS1.413という見事な活躍を見せた。打率とOPSは期間中のメジャー1位の数字であり、塁打(21)もメジャー1位タイ。ほかには長打率(.913)でメジャー2位、打点でリーグ1位タイ、出塁率(.500)と安打でリーグ3位タイの数字を残した。なお、オリオールズの2週連続受賞は球団史上3度目。1981年9月にエディ・マレーが2週連続で受賞して以来43年ぶりとなった。

現在30歳のターナーは6試合に出場して打率.462(26打数12安打)、1本塁打、4打点、OPS1.250の好成績をマーク。メジャー最多の10得点を記録したほか、二塁打(5)と長打(6)でリーグ1位タイ、長打率(.769)、OPS、安打でリーグ3位、塁打(20)でリーグ4位にランクインした。日本時間4月17日から21日にかけて4試合連続でマルチ安打を記録し、打率は一気に3割5分台まで上昇。日本時間4月22日のホワイトソックス戦でも1安打を放ち、10試合連続安打とした。なお、ターナーは2022年9月から40盗塁連続成功を継続中。ビンス・コールマン(50)とイチロー(45)に次ぐメジャー史上3位の記録となっている。

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