フィリーズ7連勝で貯金7 左腕スアレスは25イニング連続無失点

【フィリーズ7-0レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

ナ・リーグ東地区首位のブレーブスを1ゲーム差で追う2位フィリーズは日本時間4月23日、敵地グレートアメリカン・ボールパークでのレッズ4連戦がスタート。その初戦は投打が噛み合って7対0で快勝し、7連勝で今季最多の貯金7となった。フィリーズ先発のレンジャー・スアレスは7回2安打無失点の好投で連続無失点を25イニングに伸ばし、4勝目(0敗)をマーク。レッズ先発のハンター・グリーンは99球で7イニングを投げ抜いたが、7安打4失点で2敗目(0勝)を喫した。

フィリーズは2回表一死から連打で1・3塁のチャンスを作ると、ブライソン・ストットの犠飛で1点を先制。3回表は先頭のヨハン・ロハスが三塁打を放ち、カイル・シュワーバーの犠飛で追加点を奪った。4回表は一死からの連打で1・3塁とし、ストットの内野ゴロの間に3点目。5回表にはJ・T・リアルミュートがタイムリー二塁打を放ち、4対0とリードを広げた。試合はそのまま最終回を迎え、ブライス・ハーパーの「父親リスト」入りによって今季初のメジャー昇格を果たしたコディ・クレメンスが1号3ランを放ってダメ押し。7対0で快勝し、連勝を7に伸ばした。

前回登板で完封したフィリーズ先発のスアレスは、今日も7回2安打無失点と安定したピッチングを披露。開幕から無傷の4連勝となった。今季2度目の登板となった日本時間4月7日のナショナルズ戦の4回から無失点が続いており、これで25イニング連続無失点に。フィリーズでは2011年にクリフ・リーが30回2/3連続無失点をマークして以来の記録となっている。なお、7回終了時点で88球だったため、2試合連続完封のチャンスもあったが、余力を残して降板。前回登板で112球を投げたため、シーズンを通した労働量を考慮したのだと思われる。

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