自分のしっぽを「おもちゃ」のようにして遊ぶ子猫 行動から読み取れる心理は?|獣医師解説

あどけない姿に胸キュン♪

引用元:@shizuwarahinata

今回紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@shizuwarahinataさんの愛猫・ひなたくん(撮影当時、生後2カ月半/マンチカン)。

「何回でも見たくなるしっぽで遊ぶ子猫」との文言とともに投稿されたこちらの動画には、子猫時代のひなたくんが自分のしっぽで遊ぶ貴重な様子が収められていました。

自分のしっぽをおもちゃに!

引用元:@shizuwarahinata

ひなたくんは自分のしっぽをちょいちょいっと触って、顔をぐっと近づけます。もしかすると、「これは何だにゃ?」と思っているのかもしれません。

飼い主さんに話を聞くと、こちらの動画はゴロゴロと過ごしているひなたくんの姿を撮影していたときに、偶然撮れたのだそう。

撮影当時について、「可愛いしぐさに思わず叫びそうになりました(笑)」「この頃はまだ自分のしっぽが何か違う生き物に見えたのかな?」と振り返ります。

天使のような子猫時代のひなたくんに、X(旧Twitter)ユーザーさんからは「可愛すぎて何回も何回も見ちゃいますね〜♡」「可愛すぎる〜子猫の行動はなんでもありです♡」「反則級に可愛い」など、たくさんのコメントが寄せられました。

成長したひなたくんの現在は?

引用元:@shizuwarahinata

そんなひなたくんは元気にすくすく成長して、おとなの猫になりました。今では、子猫時代のように自分のしっぽでは遊ばなくなったそうです。

【獣医師解説】自分のしっぽで遊ぶ猫の心理

引用元:@shizuwarahinata

子猫時代のひなたくんは、自分のしっぽで遊ぶ様子を見せていました。この様子からはどのようなことが読み取れるのでしょうか。

ねこのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生に聞きました。

白山先生:
「猫は自分のしっぽを体の一部として認識します。ただ、幼い頃には自分やほかの猫のしっぽを見ると、『動くおもちゃ』『生き物』のように見えているのかもしれません。

子猫時代というのは、何にでも興味を持ってじゃれて遊んだり、触ったりなめてみたりしようとします。このときのひなたくんも、自分のしっぽに(自分のものとは思わずに)興味を持ち、じゃれて遊んでみたのだと思います。

ひなたくんのように、自分のしっぽやほかの猫のしっぽで遊びたがる、興味を示す猫は…

・子猫
・好奇心旺盛なコ
・遊ぶことが大好きなコ
・ほかの猫とも仲良くできるコ

などのタイプのコに見られる傾向があるでしょう」

「反則級に可愛い」 しっぽをおもちゃのようにして遊ぶ子猫、飼い主も思わず叫びそうになる天使っぷり

写真提供・取材協力/@shizuwarahinataさん/X(旧Twitter)
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・白山さとこ先生)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文・構成/雨宮カイ

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