商業施設で包丁を持って「金を出せ」と騒いだ男性を不起訴処分 「責任能力を考慮」広島地検

去年12月、広島市南区の商業施設で刃物を持って金を要求したなどとして現行犯逮捕された27歳の男性について、広島地検は「責任能力を考慮した」として不起訴処分にしました。

尾道市の27歳の男性は、去年12月、広島市南区の商業施設で包丁1本を持っていたとして銃刀法違反で現行犯逮捕されました。
また男性は、包丁とは別にモデルガンも持っていて、不特定多数の人に「金を出せ」などと言い金を脅し取ろうとしたとして送検されていました。

この男性について広島地検は、およそ3カ月半、精神鑑定のため留置していましたが「責任能力を考慮した」として22日付けで不起訴処分にしました。

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