知床沖観光船沈没事故から2年 今も6人が行方不明 3日間の集中捜索続く  22日の捜索は手がかりなし

知床半島沖で観光船が沈没した事故から23日で2年となるのに合わせ、海上保安庁が集中捜索を行っています。

22日朝、海上保安庁の潜水士らが北海道東部の羅臼港から船に乗り込みました。

事故を受けて釧路航空基地に新たに配属された機動救難士3人を含む9人が、沿岸部を歩いて捜索します。

第1管区海上保安本部によりますと、22日は行方不明者の新たな手がかりは見つかりませんでした。

第1管区海上保安本部 関貴之救難企画指導官
「(行方不明者の)ご家族の思いを受け止めて可能な限り捜索に当たりたい」

観光船「KAZUⅠ」は、2022年4月23日、知床半島沖で沈没し、20人が死亡、今も6人の行方がわかっていません。

集中捜索は24日までの予定です。

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