服部福岡県知事「国の責任で取り組むべき」核のごみ問題受け

佐賀県玄海町の議会で審査されているいわゆる「核のごみ」問題の受け入れについて福岡県の服部知事は23日「国の責任で取り組むべき課題」という認識を示しました。

「(国は)地元の考えをしっかり踏まえて、もちろん安全性の確保を大前提として適切に対応してもらいたい。」

高レベル放射性廃棄物・「核のごみ」の最終処分場選定をめぐっては今月17日に玄海町の議会特別委員会がひらかれ「文献調査」を受入れるかの議論がすすめられています。

23日の会見で服部知事は「議会の動向を注視したい」とした上で最終処分については「基本方針で国の責任でと明記されているので国が取り組むべき課題と認識している」と見解を示しました。

玄海町議会での議論は持ち越しとなっていて25日再び開かれる委員会で「文献調査」を受入れるかの可否を決定する予定です。

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