介護業務の負担軽減へ 千葉県が相談窓口開設

介護業務の負担軽減へ 千葉県が相談窓口開設

 介護事業者の負担を軽減するため、千葉県は4月23日、業務改善に関する総合的な相談や支援を行う窓口を開設しました。

 千葉市中央区に開設された「介護業務効率アップセンター」は、県内の介護サービス事業者を対象に業務の効率化のほか、職員の負担を減らす介護ロボットやICTの導入をサポートします。

 県によりますと、介護業界では、介護を担当する職員が直接的な介護業務ではない掃除や洗濯なども担っていて、その業務負担が大きい傾向にあるということです。

 見守り支援を担う介護ロボットの導入などで全体的な業務量が減らせると見込まれ、県の担当者は「センターを活用し、現場の課題解決につなげてほしい」と話しています。

 なお、センターの開所時間は、平日の午前9時から午後5時までとなっています。

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