【.biz 】Google、GIGAスクール構想第2期向けサービスを発表。教育現場のDX化を支援

by 浅井 淳志

Googleは、GIGAスクール構想第2期を見据えたGoogle for Educationの施策として、教育現場のDXを支援する「第2期向けGoogle for Education GIGAスクールパッケージ」を発表した。

第2期向けGoogle for Education GIGAスクールパッケージは、Google Workspace for Education環境をベースに、専用モバイルデバイス管理(MDM)ライセンス「Google GIGA License」と、よりスムーズな導入や活用支援のための「Google GIGAスクールサポートパック」を新たに追加した、学習や校務のICT環境に必要なソリューションを揃えた教育現場向けのサービス。

Google for Educationのメリット
Google Workspace for Education

Google GIGA Licenseは、セキュリティや自動更新の機能などをクラウドで管理できるMDMソリューション。第2期向けの機能として、文科省が定める端末活用率の可視化を目指した、端末やアプリの利用履歴を確認できるダッシュボード連携機能を搭載する。

Google GIGA License
ダッシュボード連携機能

Google GIGAスクールサポートパックは、教育現場におけるGIGAスクール構想の実現を支援するサポートパック。実機の貸し出しや環境構築、人材育成など、以下の6つの取り組みが用意されている。

  • トライアルサポート:導入検討中の自治体向けにChromebookの貸し出しを行なう。
  • 新規導入サポート:Google Workspace for Educationの環境構築を無償で支援する。
  • 継続導入サポート:すでにGoogle for Educationを利用している自治体向けに、ヘルスチェックを無償で実施する。
  • Kickstartサポート:Chromebookを採用する教育機関を対象に研修を無償で実施する。
  • 活用データ可視化サポート:Google GIGA Licenseにおけるダッシュボード機能の初期設定を無償で実施する。
  • リサイクルサポート:Google for Education GIGAスクールパッケージ採用の自治体向けに、端末の無償回収や処分を行なう。GIGAスクール構想第1期の時に使用した端末も対象で、メーカーや型番を問わず回収や処分を無償で受けられる。
Google GIGAスクールサポートパック

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