舞台効果も必見!「岡山河畔芸術祭」で劇作家・唐十郎さんの劇団の公演前に赤いテント劇場の設営作業

野外テント劇場で街を盛り上げます。週末に岡山市内で開幕する岡山河畔芸術祭で、演劇を行う劇場の設営が4月23日から始まりました。

毎月第1日曜日に京橋朝市が開かれる旭川の河川敷に、2台の大型トラックが到着しました。運ばれてきた荷物は300人を収容できるテント劇場の資材です。

この河川敷周辺のエリアでは文化芸術で地域おこしをしようと、2022年から岡山河畔芸術祭を開催していて、2024年も春と秋にダンスや大道芸を楽しめるイベントが行われます。

このテントの中では、劇作家・唐十郎さんが作った劇団唐組の公演が行われる予定で、干拓事業に揺れる長崎の諫早湾に関係する人々を描いた「泥人魚」が上演されます。

「せーのっ」

作業の途中から雨が強くなりましたが、劇団員約20人が力を合わせテントの設営を進めていきました。

(岡山河畔芸術祭 大森誠一プロデューサー)
「テント劇場は最後に舞台がパッと開く。外の風景が借景として入ってくる。普通の劇場なかなかできない演劇体験」

河川敷のテント劇場で行われる劇団唐組の「泥人魚」は4月27日と28日、午後7時開演です。

© 岡山放送