子どもに第三の居場所を 吉見町で調印式/埼玉県

 子どもたちが、自宅や学校以外で安心して過ごせる「子ども第三の居場所」と呼ばれる施設が、4月から吉見町で開設しています。

 吉見町は23日、運営費などを支援する団体と協定を結びました。吉見町と協定を結んだのは、青少年の健全育成などに取り組む「B&G財団」です。

 「B&G財団」は、自治体の要望に応じて、「子ども第三の居場所」の開設を全国各地でサポートしています。吉見町の施設は県内11か所目で、4月1日に運営をスタートしました。

 スタッフが宿題の学習支援などに取り組んでいて、町内に住む小学生から18歳までなら無料で利用できます。

 「B&G財団」は町に対し、開設にかかる費用と今後3年間の運営費、合わせて最大7880万円を支援することがすでに決まっています。

 今回の協定書には、4年目以降も事業を継続することなどが定められています。

 吉見町の「子ども第三の居場所」は、年末年始や祝日を除き、火曜から金曜日の午前10時から午後6時までの間、利用できます。

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