亀田製菓グループ会社の米粉パンの専門工場が胎内市に完成しました。小麦の価格高騰を逆に追い風にして、コメの消費拡大を狙います。
胎内市に完成した亀田製菓グループ「タイナイ」の第3工場。タイナイは、アレルギー特定原材料28品目不使用、グルテンフリーの米粉パンなどを製造・販売していて、第3工場は主力商品の1つである米粉の食パン専用の工場です。
■亀田製菓グループ タイナイ 塚本肯志社長
「新しい技術で米粉でパンを作ってライスイノベーションを起こしていきたい。」
包装までの作業を全自動化し、生産能力は従来の3倍に。生産体制を強化し、亀田製菓グループとして事業拡大の一翼を担います。小麦の価格高騰によって、米粉との価格差が小さくなっていることも追い風の1つになっているといいます。
■亀田製菓グループ タイナイ 塚本肯志社長
「中々お米をそのまま主食で食べていただけるというのは減り続けているので、我々が1つそこにちょっと工夫して加工をして、新しいお米の使い方を世の中に提供させていただければ。」
工場はテスト運転を経て、9月ごろから本格的に稼働する予定です。