『君とゆきて咲く～新選組青春録～』の会見
劇団EXILEの俳優・前田拳太郎と俳優・奥智哉がダブル主演するテレビ朝日のシン・時代劇『君とゆきて咲く～新選組青春録～』（24日スタート、水曜深夜0時15分※一部地域を除く）の会見がこのほど、京都市内で行われた。漫画家の故・手塚治虫さんの原作で、斬新な殺陣や従来の時代劇にはない流麗な剣舞を織り交ぜ、幕末を駆け抜け、はかなく散った新選組隊士たちの青春が描かれる。
快晴の中、集まった女性ファンから黄色い声援が飛んだ。イケメンキャスト9人が集結し、剣舞パフォーマンスも披露した文字通りの青空会見。『仮面ライダーリバイス』（2021～22年）で共演し、今作でオリジナルキャラクターを演じる前田と奥を中心に、絆を深めた出演者は笑顔あふれるやりとりを見せた。
『―リバイス』では仮面ライダーリバイ役で主演した前田は、出自不明ながら剣の達人で新選組に迎え入れられる鎌切大作（かまぎり・だいさく）役。今作の撮影について「雰囲気が良くて部活みたい。新選組もこんな感じだったのかと。青春を取り返したような気持ちで取り組んでいる」と充実感を漂わせながらコメントした。
奥は、『―リバイス』で仮面ライダーオーバーデモンズを熱演。今作では父を長州藩士に斬殺された仇を討つべく新選組に入隊した深草丘十郎（ふかくさ・きゅうじゅうろう）を演じる。奥も「剣舞の稽古も部活みたいにやった」と“部活感”に触れると、最初の剣舞で汗だくの羽谷勝太（南無之助役）に「汗大丈夫？」と声をかけて笑わせた。チームの仲の良さは本物のようで、前田が「おっくん（奥）と（庄司）浩平（＝斎藤一役）もデート行ってたじゃん」と、2人でユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）に出かけていたことを明かすなど、プライベートの交流が次々と判明した。
『シン・時代劇』の呼び名通り、従来ない取り組みとして、この日の9人に高野洸（近藤勇役）を加えた10人でユニット『キミユキ』を結成。ドラマのオープニング曲となる『炎』、エンディング曲『夢 HANABI』での“デビュー”も決まった。前田が「すごく疾走感があるかっこいい曲」という『炎』は24日に配信が決定。5月1日に配信される『夢―』については、奥が「さわやかさとかわいさを兼ね備えた我々、イケメン若手俳優に（ぴったり）」と説明すると、前田が「自分で言うか」とツッコミを入れた。『夢―』にはTikTokの振りもあり、主演の2人がかわいらしく披露して拍手を浴びた。前田は「僕たちイケメン俳優に…」とかぶせて笑いを誘うと、「かわいい振付になってると思うので、皆さんたくさん踊って、ぜひマネして」と呼びかけて”拡散”にも期待した。
前田は、奥について「最初会ったの何歳？ 16歳とかか。今19歳で今年20歳。すごい大人になったなと。お互いそうかな。僕（は当時）21歳だったから、そんなに変わらないかもしれないけど、（彼は）すごい大人になったなと感じます」と打ち明け、成長を感じ取っていた。たくましくなった“ライダーコンビ”がイケメンぞろいのキャストを引っ張っていく。
会見には前田、奥、羽谷、藤岡真威人（沖田総司役）、阪本奨悟（土方歳三役）、永田崇人（山南敬助役）、柊太朗（原田左之助役）、庄司、杢代和人（松永新之丞役）が出席した。ENCOUNT編集部
