ホタルイカおいしいよ 富山県の滑川市・幼小中の給食に登場

ホタルイカなどを使った給食を味わう児童

 富山県の滑川市特産のホタルイカを使った給食が23日、市内の小中学校と幼稚園、認定こども園で出され、子どもたちや教員約2800人が地元の旬の味を楽しんだ。

 市学校給食共同調理場の調理員が、この日の朝に滑川漁港で水揚げされたホタルイカ90キロ(約1万5千匹)の目玉を手作業で取り除き、カレー風味の天ぷら「ホタルイカボンボン」にした。

 このほか、農薬や肥料を使わずに自然栽培された滑川産のコシヒカリや、ナバナとコゴミを使ったサラダなども提供した。

 西部小学校では6年1組の約25人が、柿沢昌宏副市長らと会食し、栄養教諭からホタルイカをゆでる工程や生態などを学んだ。角田魁夷君と天内幸多郎君は「とってもおいしかった」「ホタルイカの味が濃かった」などと話した。

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