県書道展 応募800点搬入 長崎県美術館で30日開幕

会場に運び込まれる県書道展の応募作品=長崎市、県美術館

 30日に開幕する県内最大の書道公募展「長崎新聞創刊135周年記念 第49回県書道展」(長崎新聞社主催)の応募作品が23日、長崎市出島町の県美術館県民ギャラリーに搬入された。全6部門の応募総数は昨年より15点多い800点。25、26日の審査会で入賞入選作が決まる。
 各部門の応募点数は▽漢字329▽かな243▽近代詩文38▽少字数71▽篆刻(てんこく)23▽前衛96。
 部門別に審査員計46人で審査し、入賞192点、入選87点を選ぶ。入賞作品のうち最高賞の長崎新聞社大賞(6点)は、公募審査会員の作品の中から、中央審査員の髙木聖雨さん(日本芸術院会員)が選ぶ。
 長崎展は前期(4月30日~5月5日)、中期(同7~12日)、後期(同14~19日)に分けて開催。佐世保展は5月30日~6月2日、佐世保市島瀬町の島瀬美術センターで開く。関連企画の高校生作品展示は長崎展の中期と同時期に、県美術館で開く。

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