東日本はきょう（水）いっぱい、北日本は今夜～あす25日（木）にかけて、雨や風の強まる所がある見込み。きょう（水）は東日本の太平洋側で気温が低いが、あす（木）は内陸を中心に暑いくらいの陽気になりそうだ。気温の変化が大きいので、服装や体調管理に注意が必要となる。

気温変化に注意

　低気圧や前線の影響で、きょう（水）午後は東日本を中心に雨の降る所が多い見込み。北日本も雨の範囲が広がり、今夜～あす（木）にかけて雨や風が強まり、北海道の太平洋側で雨量が多くなる所がありそうだ。なお、きょう（水）は冷たい空気が流れ込む関東甲信や東海は、日中でも17℃前後の所が多い見込み。

　あす（木）は関東から西で朝から晴れる所が多く、関東と周辺の地域はきょうより大幅に高くなる見込み。最高気温は、甲府30℃、熊谷（埼玉）28℃、宇都宮とさいたまで27℃、東京や静岡で26℃と、内陸を中心にきょうより10℃以上も高くなりそうだ。服装の調整や体調管理、紫外線対策も必要となる。26日（金）は東・北日本で晴れて、日中は北陸や東北の内陸で30℃近くまで上がる所がある見込み。

連休の天気・気温

　27日（土）は太平洋側を中心に雨が降るが、28日（日）は天気の持ち直す所が多い見通し。29日（月・祝）は北陸を中心に晴れ間があるものの、30日（火）にかけては再び雲の広がる地域が多そうだ。
　なお、27日（土）～29日（月・祝）にかけて全国的に気温が高いが、30日（火）あたりにいったん平年並みに落ち着く地域が多い見込み。こうした空気の入れ替えに伴い、30日（火）は北日本ほど天気が変わりやすくなる点に注意が必要となる。5月1日（水）の午後は、西から雨の範囲が広がりそうだ。

（気象予報士・高橋和也）