被害が急増している「SNS型投資・ロマンス詐欺」について、福岡県警は詐欺の項目として新たに設け、注意を呼びかけています。
福岡県警が新たに分類した「SNS型投資・ロマンス詐欺」は、直接会うことなくSNSのみで、相手に投資への興味や恋愛感情を抱かせて金銭をだまし取る手口です。
特徴としては被害者の半数が20代から50代で、数カ月間かけて信用させ、1千万円ほどをだまし取るなど、従来の詐欺と比べ被害額が高額となっています。
去年は1年間で被害額が約3億円でしたが、今年は2月末までの2カ月間で8億4千万円に上ります。
福岡県警の幹部は「外国人をかたるなどしてすぐには会えないと説明する手口もある」と指摘し、「面識のない人からのお金の話は詐欺」と注意を呼びかけています。