土木会社に便宜を図る見返りに現金を受け取るなどした土地改良法違反の罪 元高松市議会議員ら2人起訴【香川】

香川県高松市にある土地改良区が発注した工事をめぐり、土木会社に便宜を図る見返りに現金を受け取るなどした土地改良法違反の罪で、元高松市議会議員ら2人が起訴されました。

土地改良法違反の罪で起訴されたのは、高松市内の土地改良区の理事長で元市議会議員の小比賀勝博被告(73)と土木会社社長の宮西正治被告(60)です。

起訴状によりますと小比賀被告は、土地改良区が発注し3年前に指名競争入札が行われた3件の工事について、

この土地改良区の事務局長が宮西被告に落札可能な価格を教えるなどの不正な取り計らいを黙認した見返りに、

おととし4月6日、宮西被告から現金53万円を受け取ったということです。

高松地検は2人の認否について明らかにしていません。

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