300枚の皿が割れた店 本格再開に向け準備進む 愛媛・高知で最大震度6弱 発生から1週間

愛媛県内で最大震度6弱の揺れを観測した地震の発生から1週間です。
被害の大きかった地域では、少しずつ復旧が進む一方で、未だ手つかずのままになっている場所もあります。

愛媛県宇和島市では、先週の地震で震度5強を観測し、飲食店「ごはん処 お母ん」では棚から落ちたおよそ300枚の皿が割れ、営業停止を余儀なくされました。

被害額は数十万円と見込まれています。

24日は、店を経営する松島陽子さんが割れない素材のものだけを棚に戻したり、皿の枚数を数えてどのくらい足りないかなどを確認したりと、店の本格再開に向けた準備に追われていました。

松島さん
「80枚近くあったんですけど、今24枚しかないので。足りないものは買いそろえていきたいと思います」

加工食品の販売も手掛けるこちらの店では、鯛めしに使うタイの調理を24日から再開していて、今月28日に再び本格的な営業を始める予定です。

地震発生から1週間、その影響は各地でまだ続いています。

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