「寂しそうに見えたから…」元妻の実姉から強制わいせつで訴えられたユ・ヨンジェ(60)が釈明も…元妻側が反論

タレントのユ・ヨンジェ(60)が離婚した元妻で女優ソヌ・ウンスク(64)の実姉を強制わいせつした疑いで訴えられたことに対して悔しさを表わしたなかで、ソヌ・ウンスク側が彼の主張に反論した。

4月24日、ソヌ・ウンスク側の法定代理人である法務法人チョンジェのノ・ジョンオン弁護士は、本サイト提携メディア『OSEN』との通話で「昨日、ユ・ヨンジェ氏のライブ放送を聞いた。“汚いレッテルを貼られた”と言っていた。本人はあの行為が強制わいせつではないと考えているようだが、あの行為は法的に刑法上の強制わいせつと称される」と反論した。

先立ってユ・ヨンジェとソヌ・ウンスクは、4月5日に離婚を発表した。理由は性格の違いとされた。

しかしその後、ユ・ヨンジェの事実婚疑惑や“3回目の結婚説”などが浮上。ソヌ・ウンスクはバラエティ番組に出演し、彼が3回目の結婚だったことは事実であり、すでに知っている状態で結婚したと明らかにした。

2人の離婚が告発でさらに複雑に

(画像=MBN)相手が3回目の結婚であることを知っていたが、事実婚については知らなかったと明かすソヌ・ウンスク

しかし、ソヌ・ウンスクの前に事実婚だった女性がいたとの疑惑については、「私も記事を見て知った。とにかく私と結婚する前にあった問題が、そのように深い時間を持った関係だったのなら、私がすぐに結婚の承諾もしなかっただろうし、婚姻届もやはり出さなかっただろう」と述べ、波紋が広がった。

特に4月23日には、ユ・ヨンジェがソヌ・ウンスクの実姉Aさんを強制わいせつしたという主張が伝えられ、衝撃を与えた。

法務法人チョンジェは報道資料を発表し、「2023年から5回にわたりAさんを相手にかんばしくない身体接触を加えるなど、強制わいせつした疑惑でユ・ヨンジェ氏の告訴状を警察署に提出した」と伝えた。

続けて「ソヌ・ウンスクは2024年4月3日の調停を通じた離婚後、4月5日のメディア報道を通じてユ・ヨンジェ氏が事実婚の事実を隠して結婚していたことを知ることになった。判例では、事実婚関係を隠して結婚した事案に対して婚姻取り消しを認めている。そのため水原(スウォン)地方裁判所・城南(ソンナム)支院に婚姻取り消し訴訟を提起した」と明らかにした。

するとユ・ヨンジェは4月23日夜、自身のYouTubeチャンネルを通じてライブ配信を行い、初めて立場を明らかにした。

彼は「死んでも消えない刑罰のような、レッテルを貼られた。私がこのまま死ぬと、汚いわいせつが事実のまま終わるので、法的に争うことになった」と悔しさを訴えた。

続けて“3回目の結婚疑惑”に対しては、「ソヌ・ウンスクと初めて会った日、私は2度の婚姻事実を明らかにした。ソヌ・ウンスクも結婚前のお互いの過去については問題視しないことを約束した。2度の結婚で、相手を騙して結婚した事実はない」と釈明した。

また事実婚、同居女、二股、“乗り換え恋愛”などについては「2度の離婚後、長い間、異性と会っていないとは言わない。だが同居した事実や事実婚、二股などは根拠のない話だ。ソヌ・ウンスクと結婚しながら、私は恥ずかしいことをしたことはない。きれいに整理した後、ソヌ・ウンスクとの結婚を進めた」と主張した。

「告訴したのは実姉だ」

(写真=各所属事務所)ユ・ヨンジェ(左)とソヌ・ウンスク

だが、ユ・ヨンジェの主張に対してノ・ジョンオン弁護士は、『OSEN』に「レッテルではなく、法的な強制わいせつだ。そして、本人がこれを刑事上の犯罪行為ではなく、レッテルだと考えるのであれば、女性に対する性意識が歪んでいると思うので、反省する必要があるようだ」と指摘した。

実際にノ・ジョンオン弁護士は公式立場発表当時、『OSEN』との通話でも「ユ・ヨンジェが(ソヌ・ウンスク実姉を)強制わいせつした事実を認めた。“ごめん、寂しそうに見えたからだ。醜行の意図ではなかった”と述べた。行為は認めながらも、醜行の意図ではないと弁解した」と伝えたことがある。

ノ・ジョンオン弁護士は「それと同じ脈絡だ。“私はその行為をしたことがない”とは言わずに、巧妙に話した。行為に対しては認めたが、意図はなかったという内容だ。“汚いわいせつのフレーム”というのは、醜行の意図はなかったが、私をわいせつ犯に追い込んだという意味ではないか。ところが、その行為は刑事上の強制わいせつに該当する犯罪行為」と強調した。

続いて“3回目の結婚疑惑”に言及した部分について、ノ・ジョンオン弁護士は「3度目の結婚については、すでにソヌ・ウンスクさんも番組で明らかにした部分がある。まるでソヌ・ウンスクさんが嘘をついたように話をしているが、誰もが知っている事実をあえてすすり泣きしながら話す理由が何なのか気になる」と当惑した。

彼は「重要なのは、事実婚があったという事実を告知したかどうかだ。事実婚関係があったが、結婚する前に整理をしていたとしても、その事実を告知したかどうかが重要だ。法的に信頼の問題において密かに事実婚関係にあり、密かに整理した後にソヌ・ウンスクさんに会っていれば、それは婚姻取り消しの理由に該当する。だから本人が(結婚前に)事実婚関係があったかどうかを伝えなければならない。“すでに整理した状態でソヌ・ウンスク氏と結婚した”という話は詭弁」と反論した。

ノ・ジョンオン弁護士は「とんでもないことをもっともらしく言っているが、結婚前に(事実婚を)整理していたとしても告知する義務があり、そうでなければ婚姻取り消しの理由になる。同棲や恋愛と事実婚は、まったく別問題だ。事実婚関係にあったことを告知したかどうかの問題だということ」と説明した。

ライブ配信でユ・ヨンジェは、「離婚協議書には離婚と関連した一切の事実を第3者に漏らさず、その秘密を厳守するという合意文がある。私は礼儀正しく別れたかった。別れてから約束した合意を徹底的に守ることが礼儀だと思ったし、今もその考えには変わりがない」と話した。

だが、これと関連してノ・ジョンオン弁護士は「礼儀正しく別れたければ、妻の姉に対する礼儀を守らなければならない」と声を上げた。彼は「婚姻上の秘密維持条項は、妻の姉と何の関係があるのか。強制わいせつの被害者はソヌ・ウンスクさんの姉であり、その姉が告訴されたのだ。犯罪行為は秘密保持義務の対象ではない」と強調した。

2人の立場が激しく対立するなかで、真実をめぐる攻防がどのように展開されていくのか注目される。

(記事提供=OSEN)

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