豊後水道震源の地震から1週間 愛媛の被害状況まとめ 文化財は4市町で9件【愛媛】

愛媛県を最大震度6弱の揺れが襲った地震の発生から1週間。県は24日に被害の状況を公表しました。

県にまとめによりますと、ケガ人は松山市4人、宇和島市2人、大洲市と東温市、愛南町はぞれぞれ1人です。いずれもケガの程度は軽いとしています。

港湾施設では、愛南町の御荘港の一部が長さ約40メートルに渡って3センチ程度沈下しました。宇和島市の宇和島港ではすき間と段差が確認されています。

また宇和島市の山財ダムでは、クレストゲートの操作室で外壁がはがれたりガラスが割れたりする被害があったほか、西予市のせいよ西学校給食センターでは漏水のため4月19日と22日に給食の提供を見合わせました。歴史文化博物館では展示室のガラスケースが損壊しています。

このほか文化財は松山市と宇和島市、大洲市、鬼北町の4つの市と町で9件の被害を確認。このうち国の重要文化財は、松山市の渡部家住宅や宇和島城、大洲城の高欄櫓と三の丸の南隅櫓で確認されています。

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