【最大10連休も…ゴールデンウイークの過ごし方】人気と傾向を福島県内で取材

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まもなく始まるゴールデンウイークに向けて旅行の予定などを立てている人も多いのではないでしょうか。

平日の3日間休みを取れば、最大10連休となることしのゴールデンウイーク、人気の旅行先やその傾向を取材しました。

2024年のゴールデンウイークは新型コロナウイルスが感染症法上の5類に移行してから初のゴールデンウイークで、4月30日から5月2日までの3日間に休みをとれば、最大10連休となります。

そこで、街で聞きました!

「皆さんゴールデンウイークの予定は決まっていますか?」

■女性

「3連休、4連休です。5月3日に川越に行く予定で、5日がホテルバイキング。近場におでかけ、日帰りみたいな感じ」

■女子大学生

「最大、4連休です。地元に帰省しようかなと思っています」

■女性

「(海外に)行きたいですよね、ただ円安がね。息子が去年フランスから留学で帰ってきて、留学行くときは140円台だったが、もう160円くらいなってるのでユーロが」

■男性

「10連休です。関東の方行きたいなとか、近場で言ったら宮城とか行きたい」

■男性

「(GW中の休日は)僕は細切れで、嫁は実家に帰ってます。九州に地元があるので。実家に帰れればOKかな」

旅行へ行ったり、帰省をしたりと皆さん、予定は様々なようです。

最大10連休となる2024年のゴールデンウイーク。

大手旅行会社のJTBを取材すると、傾向が見えてきました。

■JTB 伊藤 智美さん

「新型コロナウイルスが5類に移行してから初めてのゴールデンウイークとなる。国内旅行、海外旅行ともに前年を上回るとみられます」

JTBによりますとゴールデンウイークの旅行者数は約2332万人と2023年よりも1.8パーセント増え、コロナ禍前の2494万人と同じくらいまで回復する見通しです。

2023年までは新型コロナの影響でマイカーで旅行へ行く人も多かったのですが、2024年は鉄道や航空機で旅行に行く人が増えているそうです。

国内旅行に出かける人は、前年とほぼ変わらず、海外旅行に出かける人は 1.7倍ほど増える見通しです。

ただ、海外と言えば今は「円安」の影響が心配です。

■JTB 伊藤 智美さん

「他の地域と比べて比較的、円安の影響の受けにくいことから、海外旅行は近場が多く、特にアジアが人気となっています」

歴史的な円安による旅行費用の高騰を受け、海外の旅行先は近場が多く、中でも、台湾や韓国など短い日数で旅行ができるアジアが人気を集めているそうです。

一方、国内旅行は?

■伊藤智美さん

「北陸新幹線の延伸に伴って、北陸方面のお問い合わせを多くいただいています」

3月、延伸開業した北陸新幹線です。

福井県をはじめとする北陸方面への旅行が注目を集めていて、問い合わせも増えているのだとか。

■伊藤 智美さん

「5類に移行してから旅行者数も増えている、ゴールデンウイークにかかわらず、先々のご予定がございましたら、お問い合わせいただければ」

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