入院患者を元気に 徳島大学病院で和紙人形の作品展示【徳島】

徳島市の徳島大学病院で、入院している患者たちを元気づけようと、和紙人形作家が制作した作品の展示が行われています。

徳島大学病院では、患者などに安らぐ空間を届けようと、西病棟1階ロビーにギャラリーを設けています。

今は、徳島市の創作和紙人形作家、金山俔子さんの和紙人形作品10点が展示されています。

人形には典具帖や友禅などの和紙が使われ、40年以上作家活動を続ける金山さんでも1体仕上げるのに5日ほどかかるということです。

こちらは、神社の祭りで踊る男の子。

衣装は赤と白の配色で五月人形をイメージして作られました。

(創作和紙人形作家・金山俔子さん(80))

「(患者は)いろんな悩み抱えている。少しでも色の変化明るさを感じてもらい。

これからの健康のためにがんばってもらえたら」

この展示は徳島大学病院で8月24日まで行われていて、入場には不織布マスクの着用が必要です。

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