嵐山町に事業所を置く化学メーカー「太陽ホールディングス」はグループ初となる技術開発センターを町内に開設しました。
「太陽ホールディングス」が開設した「技術開発センター」は地上6階建てで、敷地面積はおよそ1万6300平方メートルです。
施設名は社員から募集し、「革新の渓谷」を意味する造語「イノヴァリー」と名付けました。
嵐山渓谷をモチーフにしたオフィス部分は、自由にディスカッションできる開放的な空間が特徴の独創的な作りとなっています。
また、研究施設には、最先端設備を導入し、主力製品である電子機器の基板の回路を保護する緑色の絶縁膜、「ソルダーレジスト」の開発などにかかる時間を従来の3分の1に短縮しました。
24日の記者会見で「太陽ホールディングス」の佐藤英志社長は「楽しい社会を実現するひとづくり、想像を超える未来に向けたものづくりにつながる」と期待感を示しました。