名宝をモデルにガラス玉を製作 世界遺産大シルクロード展でワークショップ

宮城県多賀城市の東北歴史博物館で開催中の世界遺産大シルクロード展の会場で、展示作品をモデルにオリジナルのガラス玉を製作するワークショップが開催されました。

墓に埋められた副葬品の1つとされるガラス製の重圏円文装飾珠が展示されていて、事前応募から抽選で選ばれた参加者が、この装飾珠をモデルに直径1センチほどのオリジナルのとんぼ玉作りに挑戦しました。

スタッフにサポートしてもらいながら、自らガラス棒を溶かして作っていきます。

水あめのように溶けたガラスを棒に巻き付けて、ガラスのパーツをピンセットで付ける作業に四苦八苦していました。

「火を使わないといけないから緊張しました」「展示されている装飾品を見て、こうやって作ってたんだなというか、どうやって作っていたんだろうと思った」

出来上がったとんぼ玉は、ブレスレットやストラップとして楽しむということです。

ワークショップは、5月8日と22日も開催されます。22日については、参加者募集中だということです。

東西の交易路として古代から栄えたシルクロードで見つかった約200点の名宝を展示する世界遺産大シルクロード展は、6月9日まで開催されています。

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