仙台・青葉区かばん小売業ナカガワ 自己破産手続きの準備を始める 負債額2億円超

仙台市青葉区のかばん小売業、ナカガワが4月22日までに事業を停止し自己破産手続き申請の準備を始めたことが分かりました。負債額は2億円を超えるということです。

帝国データバンクによりますと、仙台市青葉区に本社を置くかばん小売業のナカガワは1946年1月に創業し、一時は宮城県や岩手県などで約15店舗を展開し、2002年7月期には8億円を超える売上を計上していました。

しかし、近年は競合激化により売上が低迷したほか新型コロナの影響で客足が落ち込んでいました。

2022年に仙台市の商業施設内にある店舗をリニューアルして、一時は売上が約1億3700万円まで回復しましたが、営業赤字を解消することができず、事業継続を断念したということです。

負債額は2023年7月期時点で2億2300万円とみられていますが、変動している可能性があるということです。

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