危険な暑さから命を守って!「熱中症“特別”警戒アラート」とは?警戒アラート24日から運用開始《長崎》

環境省と気象庁は、今年度の「熱中症警戒アラート」の運用を、24日から始めました。

さらに今年度、環境省は「熱中症特別警戒アラート」も併せて運用するということです。

熱中症特別警戒アラートとは、従来の「熱中症警戒アラート」よりも、さらに危険な暑さを意味し、一段階高いレベルで熱中症への警戒を呼び掛けるものです。

熱中症警戒アラートは「熱中症によりこんな被害が起きるおそれがある」という危険性に対する “気づき”、自助を促すものです。

一方、特別警戒アラートは「人の健康に関わる重大な被害が生じるおそれがある」として、自助に加えて、自治体などの予防行動の支援も促し、被害の防止をはかるものになります。

環境省のサイトでは、いずれも運用を開始した24日の発表はありません。もし発表される際は、各地域ごとに観測される「暑さ指数」が基準となります。

従来の警戒アラートは、いずれか一つの地点で「33」に達すると予測される場合に。

特別警戒アラートは、“全ての地点”の暑さ指数が「35」に達すると予測される場合に発表されるということです。

気象庁が23日に発表した九州北部地方の7月までの3か月の予報では、平年よりも「高い」見込みで、今後、発表する熱中症情報に注意するよう呼び掛けています。

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