山下智久『ブルーモーメント』、予告映像で「似てる」と話題の視聴率23.1%大ヒットドラマとは?

今作が、独立後の民放ドラマ主演復帰作となる山下智久(写真=サイゾーウーマン)

山下智久が主演を務める連続ドラマ『ブルーモーメント』(フジテレビ系/水曜午後10時~)が4月24日よりスタート。ネット上では「『コード・ブルー』みたい」との指摘が相次いでいる。

目次

[・『ブルーモーメント』と似てるドラマ
](http://www.cyzowoman.com/smartnews/#01)[・山下智久は「高視聴率俳優」
](http://www.cyzowoman.com/smartnews/#02)・苦戦続きのフジ「水10」枠

『ブルーモーメント』は『コード・ブルー』に「似てる」?

人気漫画『BLUE MOMENT ブルーモーメント』(KADOKAWA)を原作とする同ドラマは、気象庁気象研究所の研究官・晴原(山下)が、SDM(特別災害対策本部)のリーダー格として災害現場で奮闘する気象災害ヒューマンドラマ。

山下以外のキャストには、出口夏希、水上恒司、夏帆、本田翼、真矢ミキ、舘ひろしといった主役級俳優が名を連ねている。

現在、公式サイトでは1分半ほどの予告映像が公開中。山下が消防ヘリコプターに乗る場面や、「リミットはあと120分」「今まで救えなかったこぼれ落ちてった命……でもSDMだからこそ救える命がある」と発言する場面などが含まれている。

これを見たネットユーザーの中には、山下がジャニーズ事務所(現・SMILE-UP.)所属時代に主演を務めた同局ドラマシリーズ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』を思い出した人も多いようだ。

「『コード・ブルー』は山下が独立してから新作が制作されておらず、落胆するドラマファンも多かったんです。そのため、作品の雰囲気や主人公の“口が悪くて不愛想”というキャラクター設定が似ている『ブルーモーメント』の放送を喜ぶ視聴者は多いようです」(テレビ誌記者)

『コード・ブルー』SPは視聴率23.1%を記録

そんな『コード・ブルー』シリーズの平均世帯視聴率の全話平均は、2008年放送の「1st season」が15.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、10年の「2nd season」が16.6%、17年の「3rd season」が14.8%で、いずれも高視聴率を記録。

さらに、09年に放送されたスペシャルドラマは23.1%を叩き出したほか、18年公開の劇場版は興行収入93億円を記録した。

また、山下はこれまで、ダブル主演も含めて10作以上のGP帯民放連続ドラマで主演を務めているが、そのほとんどが全話平均で2ケタを記録。中でも、07年放送の同局『プロポーズ大作戦』は全話平均17.4%と大ヒットした。

「高視聴率俳優として名高い山下だけに、『ブルーモーメント』の数字も期待されています。今クールは、長谷川博己主演『アンチヒーロー』(同)が第2話で12.8%の高視聴率をマーク。25日からは木村拓哉主演『Believe-君にかける橋-』(テレビ朝日系)の放送開始も控えているため、これらの三つ巴の戦いが注目されそうです」(同)

苦戦続きのフジ「水10」枠、『婚活1000本ノック』が大惨敗

しかし、『ブルーモーメント』が放送される「水10」枠は、22年4月の新設以来、苦戦続き。前クールの『婚活1000本ノック』に至っては全話平均2.8%を記録し、テレビ史に残るほどの大惨敗となった。

「水曜10時台といえば、日本テレビでも連ドラが放送されていたことから、長らく“日テレとフジの水10対決”が話題になってきました。しかし、日テレは長年続いた同ドラマ枠を今年3月で廃止し、バラエティ枠に変更。この影響が『ブルーモーメント』にどう出るのか注視したいところ」(同)

苦戦気味のドラマも多く見られる今期。高視聴率俳優と呼ばれた山下が主演を務める『ブルーモーメント』は、好スタートを切れるだろうか。

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