【巨人】赤星優志 7回3失点も報われず「同じ打者に打たれてしまった」

7回3失点だった巨人・赤星

巨人の赤星優志投手(24)が24日の中日戦(東京ドーム)に先発し7回3失点(自責2)と好投した。

初回こそ一死一塁からカリステに2ランを被弾し先制点を献上したものの、その後は完ぺきに立て直した赤星。5回まで得点圏に走者を進めない投球で追加点を許さず、6回に一死一、二塁のピンチを招いた際には二塁への「超速けん制」で二走の中田を刺す好プレーを見せて危機を脱した。

力投に応えたい打線だったが、2回に萩尾の適時三塁打と岸田の犠飛で2点を奪うのが精いっぱい…。2―2のまま迎えた7回に一死三塁から女房役・岸田の失策で痛恨の勝ち越し点を与え、この回限りで降板となった。

赤星は「立ち上がりに失点してしまいましたが、野手の方がすぐに追いついてれて、7回まで粘って投げることができました。同じ打者に打たれてしまったことが反省です。次回の登板に向けてしっかり修正したい」と収穫と課題について言及した。開幕は救援として迎えながら、グリフィンの離脱に伴って先発ローテーション入りを果たした右腕。今季初先発で5回2失点とした17日の阪神戦(甲子園)に続きゲームメークを果たしていただけに、チームにとっても歯がゆい結果に終わった。

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