ウエストランド・井口浩之は相方・河本太を〝見限る〟か 太田光代社長は「切られないように頑張らないと」「崖っぷち」

ウエストランドの井口浩之(左)と河本太

芸能プロ「タイタン」の太田光代社長が24日、事務所所属のお笑いコンビ「ウエストランド」の河本太が起こしたタクシー運転手とのトラブルについて、電話取材に答えるかたちで事情を説明。渦中の河本の今後や、コンビの関係性について、説明を行った。

記者が河本の〝復帰〟について問うと、光代社長は「復帰とかではないんです。そもそも自粛もしてない。(トラブルについては)『ケンカ両成敗』で終えて、互いに(普段通り)生きていきましょうっていうかたち」と説明したうえで「河本に関しては『ちゃんと仕事しましょう』っていうことです。あの人、休ませると、ただ休んでいるだけになっちゃうんですよ。休ませると怠けている感じになるし、本人もそれに慣れちゃう人だし…」と人間性を説明。

光代社長としては休養などでのペナルティーではなく、働くことでしっかりと償ってほしいという思いがあるようで「働くって大変ですから。(芸能界は)簡単な世界ではないんでね。しかも相当(社会からの)目が厳しくなるわけですから。がむしゃらに、一生懸命やって、ちゃんと自分の力で家族を養いなさい」と厳しくも温かいメッセージを送った。

また、この騒動を通して、コンビはこれまでの〝ギャラ折半〟方式を廃止することになった。光代社長は騒動以前からこの方針について疑問を持っていたが、相方・井口浩之の強い意向を汲むかたちで認めてきた。今回、井口がついに「これはやめたほうがいいって自分でも思いました」と廃止に同意したことで、すでに折半制度はなくなっているという。

相方のこの決断には「(コンビ関係を)切られるかもしれないっていう危機感は相当高まっていると思いますよ」と河本の内心を推察した光代社長。さらに「正直切るのは簡単なんです」と多忙な井口の状況に触れたうえで「でも切られないように河本は頑張らないといけない。崖っぷちですね」と河本にとってもコンビにとっても、正念場を迎えていることを強調した。

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