札幌・西警察署は24日、SNSを介した投資詐欺被害があったと発表しました。
被害にあったのは北海道札幌市中央区に住む60代の男性です。
警察によりますと、男性はインスタグラムを通じて知り合った人から投資話を勧められ、2023年12月11日から2024年1月30日までの間、指示されるままに口座や暗号資産取引所に合計約1900万円を振り込み、だまし取られたということです。
男性がやりとりに使っていたのはインスタグラムのダイレクトメッセージ機能で、美容室経営者を名乗る人物などとやり取りをしていました。
美容室経営者を名乗る人物などははじめ、一緒に投資しようという趣旨の話をしていましたが、その後「外貨交換に手数料が必要」「口座の凍結解除のため」などと連絡し金銭を要求しました。
男性は、13回にわたり合計約1900万円をだまし取られました。
金融機関のカードローンを組んでいた男性が支払いに困り家族に相談し、詐欺を疑った家族と共に警察署に相談し、事件が発覚しました。
札幌・西警察署管内では今月に入って、SNSを介した投資詐欺の被害が5件以上相次いでいて、注意を呼び掛けています。