宮崎県9市町村「消滅可能性」 30年で若い女性半減 人口戦略会議報告

 民間組織「人口戦略会議」は東京都内で24日に開いたシンポジウムで、将来的に「消滅の可能性がある」と見なした744市町村の一覧を公表した。2020~50年の30年間で、子どもを産む中心世代の20~30代女性が半数以下になるとの推計が根拠。本県は諸塚村やえびの市など9市町村が名指しされ、全国では4割超がリストに入った。人口減少の深刻さを示し、行政や民間の対策を促す狙いがある。

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