米AT&T、携帯電話契約者とフリーキャッシュフローが予想超え

Harshita Mary Varghese

[24日 ロイター] - 米通信大手AT&Tが24日発表した第1・四半期決算は、携帯電話の契約者数とフリーキャッシュフローが市場予想を上回った。より多くの顧客が高額の無制限プランを契約したことが背景。

第1・四半期の携帯電話契約者数は差し引きで34万9000人増え、増加幅はファクトセットが集計したアナリスト予想の28万6800人を超えた。

フリーキャッシュフローは31億ドルとなり、前年同期の3倍強に増加。ビジブル・アルファによる事前予想は25億3000万ドルとなっていた。

AT&Tはファイバーネットワークを拡大する取り組みが奏功し、第1・四半期のブロードバンド収入は前年同期比7.7%増えた。

だが第1・四半期の売上高は300億ドルと、LSEGが集計した市場予想の305億4000万ドルに届かなかった。

調整後の1株利益は0.55ドルとなり、市場予想に沿った水準だった。

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