愛犬と一緒に車で出かけるとき、車内ではどのように愛犬を過ごさせていますか?
大型犬の場合、車内の限られた空間にどうやって犬を乗せたらよいかを迷われる飼い主さんもいるようです。
そこで今回は、「大型犬を車に乗せる際の注意点」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。
犬の車の乗せ方の基本は「クレート」を使うこと
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
大型犬に限らず犬を車に乗せる場合、基本的にはクレートやキャリーに入れ、後部座席や荷台に固定して車に乗せる方法が安全です。
大型犬を車内でフリーにさせるとケガをするリスクがある
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
大型犬は体が大きいことから、車の大きさなどでクレートが置けなかったり、多頭飼いなどのさまざまな理由から車内でフリーにした状態で車に乗せる飼い主さんもいるようです。
しかし、犬をフリーの状態で車に乗せることで、移動中に車内で動き回ったり運転席に乗り出して気を取られるなど運転の妨げとなったり、急ブレーキを踏まなくてはいけない状況や事故に遭ったときに犬がケガをしたりフロントガラスを突き破るなど命を落すリスクも高くなります。
また、走行中に窓を開けていると、犬の顔や体が窓から出たり犬が飛び降りる危険があります。
大型犬を車に乗せる際の注意点
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
大型犬を車に乗せる際はクレートを使って安全に移動をするようにしましょう。
どうしてもフリーの状態で愛犬を車に乗せなければならない場合、窓を開ける際は犬の顔や体が出ないように注意が必要です。
また、車の乗り降りやリードを着脱をするときに愛犬が車外に飛び出さないように注意しましょう。
愛犬が快適に過ごすためにもドライブ中はこまめな水分補給と休憩をとるようにし、熱中症に気をつけることも大切です。
犬とドライブを楽しむために知っておきたいこと
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬とドライブをするときに大切なことは「愛犬を安全に車に乗せること」と「愛犬が車内で快適に過ごせる工夫をすること」です。
愛犬を安全に車に乗せることで大切な命を守り、車内で快適に過ごさせてあげることで飼い主さんのお困りごとを減らすことができます。
愛犬と安全に楽しくドライブをするための参考にしてくださいね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください