女性問題で辞職願提出の宮沢博行元防衛副大臣 永田町御用達出会い系サイトの登録名は「ひろゆき」

自民党の宮沢博行元防衛副大臣が23日に突然、辞職願を届け出たのは案の定、下半身スキャンダルが理由だった。「文春オンライン」は24日、宮沢氏が28歳女性と不倫していたとの疑惑を報じた。

文春オンラインによれば、宮沢氏は2021年に出会い系カフェで知り合った女性と都内で同棲していたという。宮沢氏は妻子ある身だ。それだけではない。25日発売の「週刊文春」では同棲だけでなく、出会い系サイトに「ひろゆき」でニックネーム登録し、パパ活希望の女性あさりや連日のデリヘル利用も報じられた。

宮沢氏は文春に対し、同棲ではなく、シェアハウスで不倫ではないと釈明したが、性癖が報じられたことで逃げ場はないと観念したのか、「私の不祥事が重なり、ケジメをつけなければならない」と辞職願となった。

永田町に詳しい人物は「実はこのサイト、政治家が多く利用していることで有名。さまざまな議員が使っていますが、なぜこれほど永田町のユーザーが多いのかは今でも謎です」と明かした。永田町御用達の出会い系サイトだったというのだ。

一方、自民党関係者は「とんでもない内容で、開いた口がふさがらない。裏金問題を暴露し、『安倍派を介錯する』とまで息巻き、マスコミから注目を浴びて調子に乗っていたが、どの口が言うかですよ。やっぱり『魔の2回生』組ですし」とあきれる。

「魔の2回生」とは2012年に初当選した自民党議員のことでスキャンダルが続出した世代のこと。3回生、4回生と当選回数を重ねても不祥事を報じられる議員が続いた。「不倫での辞職は宮崎謙介氏以来で、補選の最中に何をやってくれるかと。すぐに辞めてくれたのがせめてもの救いです」(同)

介錯どころか切腹となった。

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