エンジンデータ改ざん問題 1980年代後半から改ざんか 新潟と群馬のIHI子会社工場に立ち入り検査 国交省

エンジンメーカーのIHI原動機が、船舶用のエンジンなどの出荷時にデータを改ざんしていた問題で、国土交通省は25日、新潟県と群馬県のIHI原動機の工場に立ち入り検査に入った。

午前9時半ごろ、新潟市と群馬県太田市にあるIHI原動機の工場に、国土交通省の職員が立ち入り検査に入り、関係者への聞き取りを行い事実確認を進めている。

IHI原動機は、2003年以降に出荷した船舶用と陸上用のエンジン5537台のうち、4361台について、顧客に提出する「燃料消費率」の測定データを改ざんしていた。

1980年代後半から改ざんが行われていた可能性もあり、国交省は会社側に、2003年以前の改ざんがなかったか確認するとともに、再発防止策を求めている。

(「LiveNews days」4月25日放送より)

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