大谷翔平、MLB初勝利のルーキー投手ナックをSNSで称賛「慣れるまで時間がかかったが、13者連続で凡退」と地元メディアも賛辞

現地4月24日、ロサンゼルス・ドジャースは敵地でのワシントン・ナショナルズ戦に11対2で勝利。ムーキー・ベッツとウィル・スミスが4安打、大谷翔平とアンディ・パヘスがそれぞれ3安打を放つなど、計20安打と打線が爆発した。

この一戦で注目を集めた選手がいた。MLB2度目の先発で初勝利を飾った26歳のルーキー投手、ランドン・ナックだ。

4月17日に本拠地ドジャー・スタジアムで行なわれたナショナルズ戦でMLBデビューを果たしたナックは5回2失点と好投。ただ、打線が散発5安打で1点も奪えなかったために負け投手となった。

しかし、中6日で迎えた敵地での同じくナショナルズ戦で、今度は打線が20安打とナックを援護。6回を投げて初戦と同じく2失点を許したが、今回は勝ち投手となった。
圧巻だったのは、失点した後の立ち直り。2点を失った2回の3つ目のアウトから、降板する6回まで打者13人を連続で凡退に打ち取ったのだ。

ドジャース専門メディア『Dodger Blue』は、「キャリア2度目の先発となったナックがクオリティースタート。6回を投げて被安打3の2失点。奪三振は5だった。2回に四球3、死球1と試合に慣れるまで時間がかかったが、それから13者連続で打者を凡退させた」と称賛した。

また、この試合で3本の二塁打を放った大谷もインスタグラムのストーリーでナックの写真を共有。拍手の絵文字を付けて若手投手の初勝利を称えた。

構成●THE DIGEST編集部

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