中国広東省東莞市、1~3月貿易額が過去3年で最高の伸び

中国広東省東莞市、1~3月貿易額が過去3年で最高の伸び

12日、東莞・香港国際空港センター経由で貨物を輸出するトラックを検査する黄埔税関の職員。(東莞=新華社配信)

 【新華社東莞4月25日】中国広東省東莞市の今年第1四半期(1~3月)の貿易額は前年同期比0.6%増の2891億3千万元(1元=約21円)で、2022年以降の第1四半期で最高の伸びとなり、省内2位の地位を維持した。同省黄埔税関の統計で分かった。

 民間企業の輸出入は0.8%増の1661億5千万元。うち輸入は13.7%増と市全体の輸入の伸びを6.5ポイント押し上げた。

 貿易新業態が大きく伸び、越境電子商取引(EC)は直接輸出が26.1%増、EC業者の海外倉庫企業への輸出が6.7倍となった。昨年4月に開業した物流センター「東莞・香港国際空港センター」は、この1年の輸出入貨物の総額が38億元を超え、貨物輸送量は4380トン余りとなった。(記者/壮錦)

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