松岡禎丞&小松未可子ら、『猿の惑星/キングダム』日本版声優に コメント到着

映画『猿の惑星/キングダム』日本版声優陣(C)2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.

映画『猿の惑星』シリーズの完全新作『猿の惑星/キングダム』より、日本版声優として、松岡禎丞小松未可子楠見尚己浦和希白石晴香多田野曜平、佐藤しのぶが出演することが発表。併せて、松岡、小松、楠見のコメントが到着した。

『ゼルダの伝説』実写映画にも抜てきされたウェス・ボール監督と、『アバター』シリーズを手掛けたVFXスタジオ・WETAがタッグを組む本作。現在から300年後、人間から猿へと支配者が移り変わった地球を舞台に、猿と人間の“共存”か猿の“独裁”をかけた、猿&人間VS猿の独裁者の新たなる衝突を圧倒的なスケールで描く。

先日冷酷な独裁者プロキシマス・シーザー役の日本版声優を竹内力が務めることが発表され、話題を呼んでいる本作。このたび、そんなプロキシマスに立ち向かう主人公の若き猿・ノア役を松岡禎丞、人間の女性・ノヴァ役を小松未可子が務めることが決定。

さらに、博識なオランウータン・ラカ役に楠見尚己、ノアの友人・アナヤ役に浦和希、スーナ役に白石晴香、ノアの父・コロ役に多田野曜平、ノアの母・ダー役に佐藤しのぶが決定するなど、新たな“猿惑伝説”を担う豪華日本版声優陣が一挙解禁となった。

キングダムのリーダー、プロキシマスによって村と家族を奪われた主人公の若き猿ノアの声優を務めるのは、『鬼滅の刃』の嘴平伊之助役、『呪術廻戦』の究極メカ丸役、『東京リベンジャーズ』の三ツ谷隆役など人気作品への出演が続く松岡禎丞。松岡は「オーディションの時から、『これどうやって演じたらいいんだろう?』と常に不安だったのですが、現場に行って常に支えてもらいながら精一杯僕なりに演じさせていただきました」とアフレコを振り返る。

そして自身が演じたノアについて「気弱な部分もあるのですが皆を思いやれる猿、ちゃんとした意思を持った青年です。心が痛くなるほどに」と説明し、「本当に猿と人間とは何なのか?というモノを感じさせていただける作品になっていて、様々な情景描写やほんの些細なことですら心にしみます…」と物語に込められた深いメッセージを力説した。

そんなノアがプロキシマスに奪われた仲間と家族を救うための旅をする中で出会う“人間”の女性ノヴァの声を務めるのは、『呪術廻戦』の禪院真希役や『スター☆トゥインクルプリキュア』のキュアセレーネ役などで知られる小松未可子

完全に逆転した人間と猿の関係性を覆すほどのある秘密を抱えるノヴァについて、小松は「人類が退化し、野生のもとで生活する中でノヴァは賢いとされる女の子。その為、猿に狙われてしまいます。常に冷静沈着で、何かに訴えかける瞳の印象がとても強いです。彼女に隠された秘密とは一体何なのか…! この物語のキーポイントになるのでぜひ楽しんでいただきたいです」とアピール。

ノアとノヴァと共に旅をしながら、かつて人間には優れた技術があったこと、人間と猿が共存する時代があったことをノアに教える物知りなオランウータン・ラカの声優を務めるのは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのドラックス役などで知られるベテラン声優の楠見尚己

楠見は「壮大な世界観、重厚なストーリーはサルことながら、なんといっても、猿達のリアルな動き、微妙で、複雑な表情の緻密さに驚かされました」と本作の印象をコメント。続いて「私の演じた『ラカ』は賢人であり知識人…否…賢猿であり知識猿です。オランウータンの大きな体、大きな顔、大きく開く口、その表情に声を当てていくのは楽しくもあり、難しくもあったところです」と、やりがいのある役どころだったと明かした。

さらに、物語の脇を固める声優にも豪華な面々が勢ぞろい。ノアの友達である猿・アナヤ役には人気作品『ブルーロック』で主人公役を務め、一年で最も活躍した声優に贈られる声優アワードで主演声優賞を受賞した浦和希。同じくノアの友達スーナ役は『コクリコ坂から』で声優デビューを果たし、『ウマ娘 プリティーダービー』や『ゴールデンカムイ』で人気を集める白石晴香

ノアの父・コロ役を務めるのは、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のペニーワイズをはじめ数多くの作品で吹替を担当する多田野曜平。ノアの母・ダー役に『ハリー・ポッター』シリーズなどの世界的ヒット作品でも吹替を務める佐藤しのぶが決定している。

映画『猿の惑星/キングダム』は、5月10日より全国公開。

松岡禎丞小松未可子楠見尚己のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

松岡禎丞(ノア役)

この度、猿の惑星の最新作でお世話になります松岡禎丞です!

オーディションの時から、「これどうやって演じたらいいんだろう?」と常に不安だったのですが、現場に行って常に支えてもらいながら精一杯僕なりに演じさせていただきました。

役どころといたしましてはネタバレ回避のためにふわっとさせますが、ナイアガラの滝の上から落ちて、ナイアガラの滝を滝登りする作品となっております。きっとこれで伝わるのではないかなと…、すこーし補足しますと、気弱な部分もあるのですが皆を思いやれる猿、ちゃんとした意思を持った青年です。心が痛くなるほどに。

本当に猿と人間とは何なのか?というモノを感じさせていただける作品になっていて、様々な情景描写やほんの些細なことですら心にしみます…。楽しく見ていただけたらなと思います。精一杯頑張りました、よろしくお願いいたします。

小松未可子(ノヴァ役)

新たな猿の惑星の物語。人類が退化し、野生のもとで生活する中でノヴァは賢いとされる女の子。その為、猿に狙われてしまいます。常に冷静沈着で、何かに訴えかける瞳の印象がとても強いです。彼女に隠された秘密とは一体何なのか…! この物語のキーポイントになるのでぜひ楽しんでいただきたいです。

進化した猿と退化した人間。そして世界の支配を企むもの。果たして共存の未来はあるのでしょうか…? 垣根を越えた三者三様の視点でぜひご覧ください!

楠見尚己(ラカ役)

家族を奪われた猿「ノア」と、秘密を握る人間「ノヴァ」と一緒に旅をするオランウータンの「ラカ」を演じさせていただきました。楠見尚己です。壮大な世界観、重厚なストーリーはサルことながら、なんといっても、猿達のリアルな動き、微妙で、複雑な表情の緻密さに驚かされました。AIはここまで進歩しているのですね。

私の演じた「ラカ」は賢人であり知識人…否…賢猿であり知識猿です。オランウータンの大きな体、大きな顔、大きく開く口、その表情に声を当てていくのは楽しくもあり、難しくもあったところです。さて、猿が支配する世界で、猿と人類との共存はできるのか? たっぷりとお楽しみ下さい。

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