青森・むつ市の大規模トマト工場で「脱炭素化」推進へ 5月中にも稼働予定 年間1500トンの生産見込む

青森県むつ市に建設中の大規模なトマト工場で「脱炭素化」を進めようと、市と事業者などが協定を結びました。

GX=グリーントランスフォーメーションの推進協定締結式では、むつ市とトマト栽培を行う寅福プラント、それに下北地方森林組合の3者が協定書に署名をしました。

協定では、トマトの温室栽培に必要な熱源に市有林から出る木材を活用し、農林業の振興と「脱炭素化」を推進するとしています。

【寅福プラント 加藤夢人社長】
「むつ市だからできる新しい農業の形と、新しい農業の価値を発信できるような会社でいきたいと思っています」

トマト工場は、5月中にも稼働する予定で、年間1500トンの生産を見込んでいます。

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