2023年産リンゴの平均単価が過去最高 弘前市で今季最後の競り「止め市」 「消費者離れを考えると喜べない」

2023年秋に収穫されたリンゴの最後の競りとなる「止め市」が、弘前市の青果市場で行われ、平均単価が過去最高額の6142円となりました。

弘果弘前中央青果で行われた「止め市」では、ふじを中心に1万3100箱余りが上場されました。

競りの結果、ふじは高値が1万8360円と2023年の1.7倍で取り引きされました。2023年産のリンゴは、猛暑などの影響で高品質のものが少なかったものの、味は上々で高値基調で売れたということです。

年間の平均単価は6142円と初めて6000円台に乗り、過去最高額となりました。

【弘果弘前中央青果 會田一男専務】
「あまりにも高値基調というのも、これから消費者離れを起こす可能性もありますので、産地としては高値で良いんですけども、その辺を考慮すると、なかなか簡単に喜べない部分もあります」

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