ニフティは、同社の運営する子ども向けサイト「ニフティキッズ」が小中学生を中心とする同サイトへの来訪者を対象に実施した、「新学期」に関するアンケート調査の結果を4月18日に公開した。同調査は、2月13日～3月18日の期間に行われ、2069名から有効回答を得ている。
調査対象者に、新学期は楽しみと不安、どちらが大きいかを尋ねたところ、小学生では「楽しみ」と「どちらかといえば楽しみ」を合わせた割合が47％を占めた。一方、中学生では「楽しみ」と「どちらかといえば楽しみ」を合わせた割合は36％に留まり、「どちらかといえば不安」と「不安」を合わせた割合が49％に達している。
新学期でもっとも楽しみなことを尋ねた質問（複数回答）では、小学生・中学生ともに「クラス替え」がもっとも多かった。また、クラス、担任が変わることを楽しみにしているという回答も上位にランクインしている。
新学期にもっとも不安なこととしては（複数回答）、「勉強が難しくなること」「新しいクラスになじめるか」が半数超を占めた。小学生では「勉強が難しくなること」、中学生では「新しいクラスになじめるか」が最多となっている。そのほか、中学生では「受験が近づくこと」を挙げる回答も半数超に達した。
新学期から始めようと思っていることを尋ねたところ（複数回答）、「勉強の習慣」がもっとも多く、とりわけ中学生では半数超を占めている。また、「見た目のイメチェン」や「キャラ変」といった回答もみられた。
これまでに、新学期に学校へ行きたくないと感じたことがあるかを尋ねた質問では、小学生・中学生ともに半数超が、新学期に学校へ行きたくないと感じたことが「ある」と答えている。
新学期に学校へ行きたくないと感じたことが「ある」と答えた人に、その理由を尋ねたところ（複数回答）、「新しいクラスになじめるか不安だから」が最多となった。また、「自己紹介をしたくないから」が30％に達したほか、「友だち同士のトラブルがあるから」「いやな授業や行事があるから」といった回答も多く寄せられている。
同じく、新学期に学校へ行きたくないと感じたことが「ある」と答えた人に、学校に行きたくないときはどうしていたかを尋ねた質問では、「行きたくないけれど行く」がもっとも多かった。
