カナダで〝オオタニ狂騒曲〟 大谷翔平効果でブルージェイズ3連戦のチケットほぼ完売

大谷翔平

ドジャースの次の遠征地・トロントで〝オオタニ狂騒曲〟が吹き荒れている。24日(日本時間25日)、カナダの大手新聞「トロント・スター」が現地の熱狂ぶりを伝えた。

大谷翔平投手(29)が所属するドジャースは25日(同26日)に敵地ワシントンでナショナルズとカード3戦目を戦い、翌26日(同27日)から敵地トロントでブルージェイズと3連戦に臨む。

大谷がトロントでプレーするのはドジャースに移籍して初めてで、同紙は「大谷翔平が今週末トロントでプレーするブルージェイズ対ドジャーズシリーズのチケットはほぼ完売」と報じた。収容人数4万1500人のロジャース・センターで開催される3連戦のチケットは24日午後の段階ですでにソールドアウトに近いという。

「シーズンの早い段階でシリーズに対してこれほど需要が高いのは驚くべきこと。それを大谷翔平効果という」と、想像以上の大谷人気に驚きを隠せないようだ。

ブルージェイズは昨オフの大谷争奪戦に参戦。ドジャースと契約を結ぶ直前に大谷がトロント行きの飛行機に搭乗したというデマが流れ、歓喜したブルージェイズファンは結果的に肩透かしを食らった。逃した魚は大きすぎたが、それでもトロントのファンはスーパースター・大谷を見たくてたまらないようだ。

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