なるほど天気解説 金沢でもっとも紫外線が強いのは〇月と〇月…

市川栞キャスター:

「木曜日は報道部の気象予報士・小野さんに週末の天気を中心に伝えてもらいます」

「小野さん、きょうは晴れて過ごしやすい気温になりましたね」

小野和久気象予報士:

「あすも晴れますが、気温は、ぐっと上がります」

「気象台の週間予報を見ていきましょう」

「あすは晴れて、金沢の最高気温は24度、5月下旬頃の気温です。そして黄砂には注意してください」

市川:

「土曜日からゴールデンウィークが始まります。初日は、雲が多めですね」

小野:

「日曜日、月曜日は晴れますが、火曜日、水曜日は一時、雨が降るでしょう」

「いまの時期の最高気温は20度くらいが平年並みですので、平年より高い日が多いでしょう」

市川:

「暑さが早めにやってきそうですが、この先の天気が気になります」

小野:

「気象台の最新の3か月予報です」

「気温は、7月にかけて、平年よりも「高い」予想です。この先も、暖かい空気に覆われやすいためです」

市川:

「早めの熱中症対策が必要ですね。そして、下の欄、降水量は3か月とも、ほぼ平年並みですね」

小野:

「いつもお伝えしていますが…」

「ほぼ平年並み」の「ほぼ」というのは、「多く降るとき、少ないときをならすと、平年並みに近い」…という意味もあります。

「特に「梅雨時期」の雨の降り方に気を付けてください」

小野:

「さて、4月も下旬です。紫外線が気になる時期がやってきました」

市川:

「年中、気にしてます・・・」

小野:

「そこで、きょうは、金沢の紫外線の強さを…」

「去年の「月別の実際のデータ」で見てみます」

「当然、夏場が最も強いのですが、4月と9月を見てください」

市川:

「ほぼ同じですね。去年の実際の強さですよね」

小野:

「9月は、まだまだ残暑が厳しいですが、4月は、それと同じくらいの紫外線の強さです」

市川:

「そして、5月になるともっと…。「まだ4月、まだ5月」と思って油断してはいけない…ということですね」

小野

「もうひとつ、気を付けないといけないことがあります」

「こちらも、気象庁のHPに載っている情報ですが、紫外線の「天気による」違いです」

「快晴の日を100%とすると、くもりや雨の日に届く紫外線はどのぐらいの割合でしょうか」

「以前、お伝えしたことがあるのですが、市川さん、覚えていますか」

市川:

「たしか、くもりや雨の日でも晴れの日の半分くらいは届いていたような…」

小野:

「正解は…くもりの日で、およそ60%、雨の日でも、およそ30%が届くそうです」

市川:

「くもりの日でも半分以上ですか…。数字で見るとハッキリしますね。これから次第に強くなりますから十分、対策したいと思います」

小野:

「最後に、気象台の週間予報でこの先の天気をもう一度、確認しましょう」

「あすは晴れて、24度まで上がる予想です。黄砂には注意してください」

「日曜日、月曜日は晴れますが、火曜日、水曜日は雨が降るでしょう」

「いまの時期の最高気温は20度くらいが平年並みですので、平年より高い日が多いでしょう」

市川:

「せっかくのゴールデンウィーク、暑すぎずにいい天気になってほしいですね」

© 株式会社テレビ金沢