土佐清水市と大塚製薬 市民の健康増進目的に連携協定結ぶ【高知】

市民の健康増進につなげようと高知県土佐清水市は4月25日、熱中症や認知症対策などに詳しい大手企業と連携協定を結びました。

25日、土佐清水市役所で健康増進に関する連携協定の締結式が行われ、大塚製薬株式会社の細川賢徳島支店長と土佐清水市の程岡庸市長が協定書を交わしました。大塚製薬と自治体の連携協定は県内では10か所目で、市民の健康増進を目的に熱中症対策や認知症対策などで連携します。昨年度、土佐清水市では熱中症で12人が救急搬送され、このうち9人が高齢者でした。

大塚製薬は今後、健康に関する講演会に専門家を派遣したり、災害時には物資の支援をするということです。

また、大塚製薬は24日、食や健康に関する漫画24冊を市内の小中学校と図書館に寄贈していて、土佐清水市ではこどもたちが健康について考えるきっかけになればと話していました。

© RKC高知放送