県内私立高校で「いじめ重大事態」 生徒側は「不服」で再調査を要望【新潟】

県内私立高校でいじめ重大事態

県内の私立高校で2022年、いじめの「重大事態」があったとして県が第三者による調査委員会を設置しました。

調査委員会は弁護士や有識者らによるもので24日初会合が開かれ、今後の議論の方針を確認しました。県によりますと、2022年4月から5月にかけて県内の私立高校で生徒に対するいじめが発覚。学校側は調査の結果、重大事態があったとして、その年の10月に県に報告していました。

いじめ重大事態とは、児童や生徒の心身に重大な被害が生じた場合や長期間欠席を余儀なくされた場合を指します。

一方、生徒側からは学校側の調査に不服があるとして2023年、2度にわたって県に申し入れがありました。そのため、県は再調査の必要性などを判断するため調査委員会を設置しました。県によりますと、生徒は現在、別の高校に通っているということです。

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