マカオ当局が「五・一」労働節ホリデーへの準備進める…単日平均インバウンド旅客数見込みは約13万人

イミグレーション施設における巡回の様子(写真:MGTO)

 マカオにとって最大の旅客ソースとなる中国本土では5月1日から5日までが5連休(「五・一」労働節ゴールデンウィーク)となり、多くのインバウンド旅客がマカオを訪れるものと予想されている。

 マカオ政府旅遊局(MGTO)は4月25日、中国本土の「五・一」労働節GWを控え、同局として多くのチャネルを使った観光関連情報及び注意事項の宣伝、ホテルや旅行社などツーリズム関連業界とのコミュニケーション強化、ツーリズム市場監理のための部門横断型の巡回、中国本土の旅遊当局との密な連携など、旅客を迎える準備を各方面で進めていることを明らかにした。

 同局では、多客期にマカオを訪れる旅客に対し、114ヶ所の観光スポット周辺の混雑状況を確認できる特設サイト(https://poimonitor.macaotourism.gov.mo)や治安警察局(入管)による各イミグレーション施設のリアルタイムインフォメーションサイト(https://www.fsm.gov.mo/psp/pspmonitor)などの各種情報プラットフォームの活用を呼びかけた。

 旅遊局のマリア・エレナ・デ・セナ・フェルナンデス局長は20日に囲み取材へ応じた際、「五・一」労働節GW期間中の単日平均インバウンド旅客数について、約13万人を見込んでいるとコメントした。

 マカオの今年1〜3月累計のインバウンド旅客数は前年同時期から79.4%増の887万5757人で、中国本土からの旅客が全体に占める割合は70.9%。

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