スポーツカーで高速走行で事故 同乗者死亡させた65歳の男に懲役2年の実刑判決【佐賀県】

おととし3月、鳥栖市の長崎道で、スポーツカーを急加速させ事故を起こし、同乗者を死亡させたなどとして、過失運転致死傷の罪に問われていた65歳の男に対し、佐賀地方裁判所は懲役2年の実刑判決を言い渡しました。

判決を言い渡されたのは北九州市の会社役員柴田誠被告65歳です。
柴田被告はおととし3月、鳥栖市の長崎自動車道でスポーツカーを時速約150キロに急加速してスリップさせ、他の車などに衝突する事故を起こし、助手席に乗っていた30代の女性を死亡させたなどとして、過失運転致死傷の罪に問われていました。

25日、佐賀地裁で開かれた判決公判で岡崎忠之裁判官は、「不用意にアクセルペダルを踏み込み重大な事故を起こし運転行為の危険性は非常に高い」「被害者は突然命を奪われており、その無念さは計り知れない」として検察の懲役3年の求刑に対し懲役2年の実刑判決を言い渡しました。

© サガテレビ