400円➡1800円 絶景スポットへのバス料金 大幅値上げのワケは? 山梨・笛吹市

富士山を一望する笛吹市の絶景スポット「FUJIYAMAツインテラス」行きのシャトルバスが25日、今年の運行を始めました。

しかし、その往復料金は去年の4・5倍となる1800円。

大幅値上げの背景を取材しました。

運行初日の25日、シャトルバスは始発から観光客で混雑しました。

観光客の向かった先は…

富士山とふもとの街並みや河口湖が一望できる観光スポット「FUJIYAMAツインテラス」です。

観光客は写真を撮るなど絶景を楽しんでいましたが…

シャトルバスの利用者

「高い…ちょっと高いですね。ネットで調べたら以前は市営バスが走っていて、片道200円くらいで来れて…(今は)ちょっと高い」

ツインテラス行きのシャトルバスが大幅に値上げされたことへの不満をもらしていました。

笛吹市によりますと、シャトルバスの料金は去年まで往復400円でしたが、今年からは往復1800円と4.5倍に値上げされました。

市の担当者に話を聞くと…

笛吹市の担当者

「 去年まではFUJIYAMAツインテラスを知ってもらおうと、そういった目標で安価な金額を設定していた」

笛吹市は2022年から有料のシャトルバスを運行していますが、これまで年間3700万円の赤字となっていました。

そのため、今年からはシャトルバスの運行を民間の旅行会社に委託し、バスの料金は旅行会社が設定したということです。

旅行会社は取材に「料金はバス車両の賃料をもとに算出していて、これより値段を下げると採算が取れない」とした上で、外国人観光客など「需要は十分に見込める」と話しています。

シャトルバスの利用者

「大変な整備をされてこの施設をつくったわけですから、正直高いなと思ったけど、いいんじゃないですか」

往復1800円を高いとみるか、妥当とみるか。

市は今年のツインテラスへの来場目標を去年より3万人多い、5万人としています。

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