河口湖畔の国道 外国人観光客はねられ重体 道路を横断中 山梨県

25日午前、富士河口湖町の河口湖畔で国道を横断していた外国人観光客の女性が軽乗用車にはねられ、意識不明の重体となっています。

富士吉田警察によりますと、25日午前10時20分ごろ、富士河口湖町浅川の国道137号を歩いて横断していた女性が、右から来た町内の57歳の女性会社員が運転する軽乗用車にはねられました。

女性はチュニジア国籍の大学生の女性(26)で甲府市内の病院に運ばれましたが、頭を強く打ち意識不明の重体です。

現場に横断歩道はなく、女性は国道を湖の方へ渡ろうとしていたということです。

河口湖の湖畔では写真撮影などのために横断歩道のない道路を横断する外国人観光客が後を絶たず、 以前から事故の危険性が指摘されていました。

河口湖周辺のホテルの支配人

「飛び出す前に英語で声かけしたり止まってというジェスチャーをするが、ついつい車を気にせず飛び出すのを目にすることは多い」

警察が事故の詳しい状況を調べています。

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